歯科医院では歯科医師、歯科衛生士、歯科助手の方が働いています。歯科衛生士・歯科助手はどちらも歯科医師が行う診療に対する補助が主な仕事です。まず「歯医者」には、歯科医師・歯科衛生士・歯科助手という異なる3つの職種の人たちが勤務していることを知ってください。そして、役割をはじめさまざまな違いがあることも。 
歯科大学や歯学部などの大学へ入学する必要があります。6年制過程の中で学んでいくのですが、私立大学の場合は卒業までにかかる費用は総額で1,000万〜3,000万円と言われています。
歯科医師の国家試験合格率は60〜70%間で推移しており、合格後に1年の臨床経験を修了すれば「歯科医師」となることができ、99,426人が就業しています。その平均年収は737.9万(平均月収52.8万)円(厚生労働省「賃金構造基本統計調査」平成20年より)と報じられています。
歯科医師の診療をサポートする仕事で、受付や器具の清掃・準備・手渡しを行ったり、石膏(せっこう)を練る作業、患者さんの介添えなどが主な業務です。簡単に言えば患者さんの「口」や「歯」に触れない業務に限定されます。この「歯科助手」とは、120,000人以上が就業していると言われますが、国家資格ではないため、現場で働いているスタッフの中でも就学年数やカリキュラム(学んできた内容)、どこで学んだのか(学校・スクール・通信・その他)が異なるのが実情です。
「手に職、自身に資格」あるいは「生涯続けられる仕事」を考える女性たちから今、大きな注目を浴びているのが「歯科衛生士」です。仕事内容は、三大業務と言われ、(1)歯科予防処置(2)歯科診療補助(3)歯科保健指導です。「歯科衛生士」は国家資格と呼ばれ、厚生労働大臣指定の養成校などで定められたカリキュラムを3年以上学び、受験資格を得た後に国家試験を受験、合格をもって晴れて「歯科衛生士」となることができます。
@歯科予防処置
フッ素による虫歯予防や進行を抑える処置、歯石や歯垢の除去・ヤニなどによる着色の除去など
A歯科診療補助
歯の型を採ったり、銀歯をつける・セメントを練る、バキューム(唾液、血液などの注水、スリーウェイシリンジの洗浄水等を吸引排除することを目的とした機器)使用、レントゲン撮影補助など
B歯科保健指導
ブラッシング(歯磨き)や歯周病予防の為の指導、栄養・食生活指導、入れ歯のつけ方や清掃の仕方の指導など

答えは歯科診療所!全国でのコンビニエンスストア数は43,393店舗に対し、歯科診療所数は68,067施設。歯科衛生士たちはこれらの施設に加えて、保健所や市町村・介護老人保健施設・歯科衛生士養成学校などでも活躍しており、歯科衛生士就業者数は96,442名。一見、人が溢れているように見えますが理想的な歯科治療を行うには、歯科医師の数(ポイント2参照)の倍の人数が必要だと言われおり、まだまだ現場では不足しているのが実情です。
(平成21年3月末厚生労働省「医療施設動態調査」/平成23年1月末社団法人JFA「コンビニエンスストア統計データ」より)
厚生労働省「賃金構造基本統計調査」(平成20年)によると、歯科衛生士の女子率はナント!100%。そしてやっぱり気になるのは年収。平成19年336万円→平成20年338.9万円と右肩あがりなのです。社会人にはうれしいボーナスは、年間42.6万円で、正直うれしい数字。大学生、とりわけ女子学生には“超”就職難のこの時代だからこそ、人気があるのも納得と言えます。
注)本ページ内における数値データは、厚生労働省および社団法人JFA(日本フランチャイズチェーン協会より
発表されている最新のものです。ただし、本冊子制作段階においてのものとなりますので、ご了承ください。
入学すればどちらも関係ありません。身体や健康に興味がある方なら、その気持ちを持ち続けることです。求められる人物像は「やさしさ」がある人。なぜならば、大切なひとたちの、大切な時期を共に支えていくことになるからです。
グラフから見てわかるように、歯科衛生士の就業年齢は幅広く、20代から50代以上の人たちまで活躍している仕事だと言えます。
また、経験者を希望される歯科医院も多いため、結婚や出産などで一度職場を離れてしまっても、正規職員として現場復帰しやすいのが魅力です。もちろんパート・アルバイトだとしても、歯科助手とは時給が200円〜300円ほども違ってきます。

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