幼稚園の「私立」と「公立」の違いとは? それぞれの特徴をチェック!
幼稚園は、大きく分けると私立と公立の2つがあります。
「幼稚園教諭免許を取得したあとにはどのような園で働くべき?」と進路についてお悩みの方は少なくないと思います。自身に合った環境の園で働くためにも、まずは公立幼稚園と私立幼稚園の違いや特徴について把握しておきたいですね。
ここでは、公立幼稚園と私立幼稚園の違いを詳しく解説いたします。
公立の幼稚園ってどんな職場?
全国にある幼稚園の約4割は、各市町村が運営する公立幼稚園です。中には国が運営する国立の幼稚園もありますが、その数はあまり多くありません。
公立幼稚園は自治体によって経営されるため、文部科学省の教育方針に従って仕事を進めていくことになります。また、公立幼稚園は私立の園に比べ学費が安価という特徴があります。
公立幼稚園教諭になるための道のり
私立幼稚園で働く場合には、公立幼稚園のような公務員採用試験はありません。ただし、幼稚園教諭免許を取得したあとには各園の採用試験を受ける必要があります。私立幼稚園の採用試験ではテストや小論文、ピアノ実技、面接などがおこなわれます。
私立幼稚園は各園に特色があるため、園によって欲しい人材も異なってくるものです。体を動かすことを重視している園ならばスポーツの得意な先生や元気な先生が求められます。勉強や芸術分野に力を入れている園ならば、音楽や英語のスキルがあれば優遇されます。
幼稚園教諭の免許を取得するためには、大学や専門学校への通学が必要です。将来のために幅広い知識やスキルを得たいという方は、幼稚園教諭の免許を取得できる専門学校への進学を検討してみてはいかがでしょうか。
専門学校では、幼稚園の先生として働くための学習ができるだけでなく、資格取得後の就職についても手厚くサポートしてもらえます。専門学校で数多くのスキルを積み重ね、子どもたちを健やかに育む良い先生を目指してみてくださいね。