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medical
看護師の国家試験って難しいの?

合格するためのポイントをチェック!


看護師になるためには、専門学校などで所定のカリキュラムを履修した上で国家試験を受ける必要があります。看護師を目指す方の中には「国家試験は難しいのでは?」と不安に感じている方もいるかもしれません。
看護師の国家試験では具体的にどのような事柄が出題されるのでしょうか?
また、合格率はどのくらいなのでしょうか?
ここでは、看護師国家試験の難易度や、受験のポイントについて解説いたします。

看護師国家試験ってどういったもの?

看護師の国家試験は、毎年2月中旬の日曜日におこなわれます。大学や専門学校に在学中であれば、学校で一括して受験の申込みをするのが一般的です。在学中でない方は個人での申込みが必要となります。看護師国家試験の会場は全国11都道府県に設定されます。地域によっては試験会場がかなり遠方になることもあるので注意が必要です。

看護師国家試験の具体的な試験内容

試験の内容は、厚生労働省の「看護師国家試験出題基準」に基づいたものになります。
問題は必修問題50問、一般問題130問、状況設定問題60問の合計240問です。出題形式は4択、5択のほか、5択のうち2つを選ぶ問題、直接数字を解答する問題、資格素材などがあります。これらの問題を午前と午後の試験で時間内に解いていきます。
必修問題のボーダーラインは80%以上となっているので、50問のうち40問を正解しなければなりません。必修問題のボーダーラインをクリアしないと、ほかの問題でどれだけ高得点を取っても不合格となってしまうので注意が必要です。
一般問題と状況設定問題のボーダーラインは毎年変動します。ボーダーラインを決定するのは厚生労働省で、合格前に正確なボーダーラインを知ることはできません。

看護師国家試験の難易度や合格率

厚生労働省のデータによると、看護師国家試験の過去十年間の平均合格率は89.8%でした。受験者は例年5万人から6万5千人ほどで、そのうちの約9割が合格していることになります。
看護師の国家試験はふるい落とすことが目的なのではなく、現場で職務を遂行するための十分な知識を持っているかをチェックするためのものです。
国家試験の受験までには、大学や専門学校で数年に渡って学習を積み重ね、さらに臨床実習を体験することになります。在学中にきちんと学んで知識やスキルを身につけておくことが、看護師国家試験をパスするためのポイントといえます。

看護師は専門性の高い仕事なので、国家試験に合格するためには高い知識が必要不可欠です。しかし、大学や専門学校でじっくりと学習した成果を最大限に発揮できれば、合格をつかみ取るのはそれほど難しいことではありません。
看護師を目指しているのなら、万全の国家試験対策をしてくれる専門学校を選ぶのがおすすめです。日々の学習や実習だけでなく、国家試験の合格や就職先探しまでトータル的にサポートしてくれる専門学校で、夢への第一歩を踏み出してみてくださいね。

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